年賀状発行枚数の移り変わり

早いものでもう11月も半ば。年賀状シーズンを迎えました。来年は丑年ということで、かわいらしいウシや「赤べこ」を描いたデザインをラボネットワークでもご用意しています。今回は、年賀状の発行枚数の移り変わりをまとめました。

日本郵便によると、2021年(丑年)用の年賀はがき当初発行枚数は前年比17・4%減の19億4198万枚とのことで、記録が残っている2004年用以降で最も少なく、初の20億枚割れとなりました。

過去データを遡ると、お年玉付郵便はがきの発行枚数は2003年用の44億5936万枚がピークで、2007年用の40億2105万枚から、対前年比約+2.9%となった2008年用の41億3684万枚を最後に減少し続け、2015年用の年賀はがき発行枚数は30億2285万枚となったそうです。そして、2019年用は24億枚、2020年用の当初発行枚数は23億5000万枚であったことから、やはり右肩下がりとなっていることがわかります。

インターネットの普及率が今後も上昇を続け、メールやSNSで新年の挨拶を済ませる方の比率は今後も増加していくことが考えられます。

そんな中で、最近はインターネット経由で直接住所や名前を知らない「ネット上の友人・知り合い」にも紙の年賀はがきを送ることができるサービスが登場しています。

工夫次第では、年賀はがき市場の底上げになるかもしれません。
2020年はコロナウイルス感染症拡大により、「人と人との繋がり」が再確認される年となりました。

ZOOMやSNSでのコミュニケーションも手軽で便利ですが、直接会うことが難しいからこそ手書きのメッセージ入りの年賀はがきを手にする喜びも大きくなるのではないでしょうか。

【データ出典・参考】

日本郵政ホームページ


※ラボネットワークメールマガジン2020年11月号の記事を再掲

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