こんにちは。
七五三ドッとコムの吉田でございます。
メルマガ第2回目は、前回
「写真館・フォトスタジオでHP(ホームページ)を持つことが何よりも重要である」
とお伝えしたそのHPで、
『何をもっとも伝えなければいけないのか?』
についてお伝えします。
今回から私吉田が得意とする写真館・フォトスタジオのWeb戦略の核心部分を、実例を
紹介しつつ、お伝えしていきます。
写真館・フォトスタジオのHPで、もっとも伝えなければいけないことは?
このメルマガをご覧になっている皆様も、ご自身のスタジオHPを持っている方も多いかと思います。
そのスタジオHPで
・スタジオで撮っている実際のお客様の写真(フォトギャラリー)
・七五三やお宮参りなどの各撮影メニュー
・店舗の場所(アクセス)
・撮影料やアルバムの値段・金額
などをお伝えしていると思います。
それらはすべて写真館・フォトスタジオのHPとして
「必要な、あるべき大事なコンテンツ・ページ」
ではあります。
でももっとも伝えなければいけないことではありません。
HP上でもっとも伝えなければいけないことは「思い」
私は今までもう8年近く、写真館向けのWebコンサルを行っていますが、この変化の激しい時代に一貫して伝え続けていたことがあります。
それはそのフォトスタジオ・写真館のHPで
「思い」をしっかり伝えるページ・コンテンツを持つことです。
「思い」とは「お客様への思い」であり、自分のお店・スタジオの「写真や技術などに対する思い」でもあります。
この「思い」は、『こだわり』とか『プロフェッショナリズム』と言い換えることもできます。
それが、日本で唯一というものであれば最上ですが、
「地域で唯一」「地域で一番」というものであってもいいのです。
他にはない、そこでしか体験できない楽しめること、お客様が幸せになれること、など「思い」こそがHP上でもっとも伝えるべきなのです。
「思い」の強さは他社競合との差別化にもつながります。
そしてなによりも、お客様はその「思い」に惹かれ、他の競合スタジオとの違いを感じ判断し、その「思いの強いスタジオ」を選ぶのです。
以下に具体的な事例をお伝えします。
「七五三 日本髪」を体験してほしいという強烈な思いがお客様の心に響く
私の実際のクライアントフォトスタジオで
「七五三の日本髪」
への思いが強く、こだわり抜いていることをHP上で詳しく伝え、大幅な集客増につなげ、かつお客様の満足度も上げたフォトスタジオがあります。
(そのスタジオには今回の紹介に許可いただいております)
このスタジオはもともと七五三で七歳女の子の日本髪をとくに力を入れてやっていました。
店舗では本物の日本髪を体験してもらいたいという強い「思い」があり、それがお客様にも好評だったのですが、とくにHPでそれを強く謳っていたわけでもなく、フォトギャラリーに加えたり、ブログで紹介したりというくらいでした。
じつは自分たちのスタジオが、お客様からその七五三日本髪に強い要望があり、それが
来店・成約に結びついていたことに気づいてなかったのです。
私吉田がWebコンサルとしてお手伝いをする中で、スタジオHPのアクセスをこまめに解析中、お客様の「七五三 日本髪」に対する強いニーズを発見することができました。
(このHPのアクセス解析することの重要性は、次回のメルマガでお伝えします)
そして今までのHP上での発信からグッと方針転換をして
『七五三の日本髪について熱く思いを伝える専門ページ』
を新たに立ち上げました。
こうすることによって、お客様のニーズに応えるとともに、そのスタジオ様を
七五三日本髪の専門店・プロフェッショナルのスタジオ
という確固たるポジションを確立させ、他競合との圧倒的な差別化に成功しました。
上記専門ページを持ったことにより、商圏エリアはもちろん、商圏外・遠方から、さらには海外のお客様も来るスタジオとなったのです。
もともとそのスタジオには、
日本髪という素晴らしい日本の文化を、七五三の時に体験してほしい
そしてその日本髪でステキな記念写真を残してほしい
という強烈な「思い」があり、それをHP上で文字通り「思いを込めて」発信したからこそ、
それがインターネットを通して、お客様の心に強く響いたのです。
今回第2回のメルマガでは、「写真館・フォトスタジオのHPでは『思い』がもっとも重要であること」をお伝えしました。
次回は、今回紹介の『思い』を伝える先として重要な、「お客様のニーズ・要望」を知るために行わなければならない
HPのアクセス解析の重要性についてお伝えしたいと思います。
次回もぜひお楽しみに!!
※ラボネットワークメールマガジン2019年9月号の記事を再掲