2019年に政府が実施した「キャッシュレス・消費者還元事業」などの効果にくわえ、新型コロナウイルスの影響で直接的な現金のやり取りを避けるためにスマホ決済サービスを導入する事業者は増加傾向にあります。
今やQRコード決済サービスは多数あり、「一体どの◯◯ペイを導入すればいいの?」と悩まれている写真館の方、フォトグラファーの方も多くいらっしゃることと思います。あるいは「いろいろ導入したのはいいけど、レジカウンターまわりがQRコードだらけだし、オペレーションも煩雑になってしまった」という事象も起こっているのではないでしょうか。
そこで、総務省・経済産業省が推進する統一QRコードである「JPQR」について調べてみました。
2019年度に岩手県、長野県、栃木県、和歌山県、福岡県の5県の約12,000店舗で導入され、総務省 統一QR「JPQR」普及事業によって2020年度から全国に事業を拡大しました。
この「JPQR」という言葉、耳にしたことはありますでしょうか?総務省によると、「JPQR」とは以下のように説明されています。
「JPQR」は一般社団法人キャッシュレス推進協議会により策定されたQRコード決済の統一規格です。複数社ある決済QRコードを1枚のQRコードにまとめる(統一化)することで、1枚のQRコード(JPQR)で複数社の決済に対応します。
メジャーな決済サービスでは、au PAY、d払い、PayPay、LINE PayなどがJPQRにて利用可能です。
■ポイントは以下の3点です。
(1)一枚のQRコードで複数のQRコード決済サービスに対応。決済が簡単&スピーディーに。
(2)20社以上のQRコード決済サービスをオンラインで一括申し込み可能。※下図参照
(3)導入日・維持費が0円(※別途決済手数料・入金手数料は発生)
今やキャッシュレス決済は当たり前の時代になってきました。
「◯◯ペイがありすぎて、どれを導入すればいいか分からない」と困っている方、あるいは「自店で扱っている決済サービスが増えすぎて運用が大変」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
【出典・参考】
※ラボネットワークメールマガジン2021年3月号の記事を再掲