写真を飾ると、子どもの自己肯定感が高まる!?

写真館を訪れるお客様の中には、写真を飾ることに対してまだ慣れていなかったり、どう飾ればいいかわからず「データだけ」のプランを選ぶ方もいると思います。
写真を飾るということの大切さや素晴らしさを伝えることができたら、
売り上げも伸び、満足された方はリピーターにもつながりますよね。

そこで今回は、家に写真を飾ることで子どもに与える影響についてお話ししたいと思います。


【日本の子どもは自己肯定感が低い?】

今回は内閣府HPに掲載されている、意識調査結果をもとにお話をしていきたいと思います。

3つのグラフをご用意させて頂きました。日本は他国に比べて満足感を感じにくい状態にあることがわかりますね。
また、長所や将来への希望に関しても消極的かつ、自己肯定感が低いことが見受けられます。

【自己肯定感が低いとどうなるの?】
自己肯定感が低いと、成功よりも失敗した体験を強く意識してしまい、何事にも不満や不安を抱きやすくなります。
また、最終的には「自分の考えを持つ」ことがなく、周りに振り回されてしまいます。
自分の考えを持たないということは、他人の考えに対して従ってしまうだけの存在であり、他人の考えや価値観を基準に自分の言動を決めていく癖がついてしまいます。

【自己肯定感をのばすためにはどうしたらいいの?】
自己肯定感とは「自分には価値がある」「自分は愛されている」というように自分の価値や存在意義を前向きに受け止める習慣化することが重要です。

【自己肯定感を高めるには「ほめる」ことが重要】
「お手伝いしてくれてありがとう。」「○○してくれたんだね!えらいね!」など、条件褒めを行ったり、何か特別なことがなくても、子どもの存在自体をほめて認める「無条件褒め」など、方法は様々です。

【写真と褒めることにつながりはあるのか?】
こうした日本人の子どもの自己肯定感の低さを踏まえ、教育評論家の親野智可等氏を中心に脳科学者・発達心理学者・パートナー企業の協力のもと、「写真の力を使って子どもの自己肯定感の向上に役立てよう」と始められたのが、「ほめ写」プロジェクト。

「ほめ写」とは、写真を飾ってほめることで、子どもの自己肯定感を向上させる子育て習慣のこと。
子どもを写した写真を飾り、それを見ながら親がほめてあげます。下の図をご覧ください。

ほめ写実験として普段から写真を飾っていない家庭でほめ写を実施した研究結果を発表しました。
結論はズバリ、ほめ写実験前に比べて、子どもの自己肯定感につながるスコアは全般的にアップしていました。

ほめ写の詳細は、こちら

そこで、アルバムはもちろん、家の中に飾れるアイテムを取り入れ、家族のコミュニケーションツールの一つとして思い出を形にして残すのはいかがですか。とお客様にご提案出来たらいかがでしょう?

お客様の背中を押す提案出来たら素敵ですよね!
今回の記事が、その手掛かりになれば幸いです。

【出典・データ】

内閣府HP
特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~

ほめ写プロジェクト


※ラボネットワークメールマガジン2020年1月号の記事を再掲

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